ノリ養殖記録日記 平成17年3月

3月31日 残留塩素について他県の認識をご紹介、EICネットの環境Q&Aで、 No.9998 を検索してください。姫路市との認識がおおきく違うのが分かって頂けそうです。(私の娘が質問してくれたらしい。)
 基準値が無くても被害が出ている以上改善及び弁償するのは常識だと思います。垂れ流しの姫路市です。平成11年に嘘をついています。これも捏造したデータで、おまけに調査費用 (64.050円)まで取られています。確認するにはこちら一番下の画像 
3月30日 今日の神戸新聞に「有明海のノリは今季は豊漁」のタイトルで載っていました。
 もう一つ報告、兵庫県に残留塩素の基準値を確認した所、遊離塩素0.02mg/l の基準は無いと返事が返ってきました。このような悪い物が野放しである。
3月29日 気象条件が悪く網揚げが捗らない
3月28日 雨が良く降ります。しかし、ノリの色は良くならない。この海が壊れているのは隠しようが無い事実だ。全て塩素が原因だ。今日は残留塩素測定結果の2ページを掲載残り2ページは少し先になる予定
3月27日 今日は今漁期最後の入札日何とか売れました。3円50銭売れるのが分かっていたらもっと作っていたのに、“残念”ノリ研から栄養塩情報が入った。この漁場は無かった。東播この下に半分貼り付ける。
江井ヶ島 1.1
魚住 0.9
明石新場 0.6
二見東地 0.5
二見東沖 1.4
二見西地 0.7
二見西沖 0.4
別府ブイ 1.9
別府沖 0.7
加古川河口 22.8
高砂沖(上セット) 1.6
上島地 0.5
水温
9.3〜10.6℃
漁場内平均 9.8℃
こちらの海水が東に流れて行ったものだ。
3月25日 この写真は23日に写したもの中途半端な海苔の色、昨日最後のノリを出荷したが3円の札が入らなければ無札それは償却処分になる。写真と同じノリあと少し黒くなってくれたらと思うが・・・
 このノリをすべて摘んだら20万枚はとれるだろう色が悪くなるとノリが硬くなる、クロラミンによる流出被害は出ない。ノリのある時には色が悪く売れない。ノリの色が良い時は流出してノリが無くなるこのような被害はノリだけではない。アサリも獲れない魚も獲れないことが判明している。姫路の恥だ・・・
3月24日 今日は、お世話になっている大学の、大学院修了式(卒業式)“おめでとうございます”
 
3月23日 甘かった。色戻りなし明日から網揚げに入る予定、10日間かかる。イカリ揚げに7日間の予定で施設の撤去が終わる。これも天候次第です。記録的な最低水揚げで終わりになりました。
3月22日 何とか南風が雨を伴って吹いた。戻っているかな?
3月21日 明日は南風の雨付きになりそう。旨く行けば色が良くなるかも?しかし、一つ問題が出る。
 もし、ノリの色が戻ると伸びているから、赤ぐされ病が広がるどちらの結果が出ても終わりになると思う。
3月20日 九州で大きな地震「被害見舞い申上げます」
3月19日 海苔の色は良くなってなかった。後3〜4日待ってから判断する。(終わりかも?)
3月18日 今日は西風が強く吹いた。前日天気予報で南の風と雨が降る予報であったが、雨だけ南の風は吹かなかった。少し残念だった。海水が入れ替わる絶好のチャンスが台無しだ・・・
3月17日 この二日間は乾燥機のトラブルが続いた。十分なメンテが出来ないのが原因だ色の悪いノリは枚数を揚げなければ算用が合わないのは常識だが故障すると洗い流すノリが大量に出る。
 最新の「海苔タイムス」の記事をご紹介。九州佐賀県の栄養塩量は226γ(7地点平均)福岡11.0μgat/l 両漁場ともプランクトンは少ないとある。降雨により供給だそうだ。また、瀬戸内は栄養塩が急減している。兵庫は西播でユーカンピアが確認され栄養塩低下以前からキートセロス、コシノディスカスはいた。
 ここで問題なのは、有明海では栄養塩量が多くてもプランクトンが繁殖していない事にある。「栄養塩」が多いからプランクトンの異常繁殖が起きると言っているのは間違いである事の証明だ。無機態窒素は分解されているから大きな問題にはならない。終末下水処理場から流されている有機物が大きな問題だと言える。その上「塩素」で殺菌すると有機ハロゲン化合物を生成するこの毒性が海を壊している事を認識しなければ海が枯れる。
3月16日 少し良くなったと思い海苔を作ったが色が悪かった。明日の分も摘んでいる売れるかな?今日10回共販日私の海苔の価格は3円40銭、ちなみに網干沖の海苔価格は最高値段11円あまり色が落ちてないことになる。栄養塩の低下は全て関電である。弁償して・・・
栄養塩の低下は西から来ると新聞記事にある。網干は私の漁場の西にある、それなのに低下するこの海には栄養塩を減らす犯人が居るからだ。
3月14日 今日は大学の調査日前回より残留塩素測定点を一箇所増やしていた。(5箇所)風向きで塩素量が変化していた。陸に近い方が多かった。そのときの写真を見るにはこちら(戻るにはブラウザの戻るでお願いします)
 また、海苔の色は少し良くなっていた。うまく行ったら売れる可能性が出てきた。明日は摘みに行こうと思う。売れても3円から4円ぐらいと思う。この下に貼り付けているデータは今日ノリ研から入ったものです。少し増えているのが色が良くなった原因と思う。西風が強く吹いたので沖の海水と入れ替わったのかも・・・
引き潮の終わりに海水を汲むとこのような結果が出ると思う。

漁場内平均 8.9℃
西播地先   栄養塩
伊保地 1.2
伊保沖 1.1
白浜地 5.3
白浜沖 2.1
水温
8.3〜9.0℃
3月12日 10日に書き込んだ二人グループの方が年明けから一日も製品を作っていないと書き込みましたが今日確認したら三日から四日程度は製品を作っている事が判明しましたので訂正をしておきます。
 
3月10日 週末からまた寒くなるようです。また色落ちが進むでしょう。この漁場の男性3人グループの方は私の海苔より色が黒いようです。まだ製品を作っています。私が下手とお思いでしょうがこれは網の手入れが十分出来る状態の方と違いがあります。一人では思ったようには行きません。ちなみに、二人グループの方は年明けから一日も製品を作っていない方も居ます。私だけが下手ではないと言っておきます。
念のため・・・
3月9日 昨日有難いメールを頂いた。このホームページを見てくださっている方が居るんですね。元気が出ます。食物連鎖のピラミッドを詳しく教えて頂いた。そこで少し調べました。
 食物連鎖の底辺が“植物プランクトン”頂点が“すなめり”(播磨灘)だそうです。このスナメリは今年2月には市川河口で確認しています。
3月8日 今日は写真を二枚アップ左は摘み取ってから4日目のノリ、その下は12日目のノリこの色では製品に出来ない。つまり無札の色、このようなノリにしているのが。関電と姫路市である。海を壊しているのを認めないから悪くなるしかない、と言った所だ。全て判明している。後は残留塩素のデータを貼り付けるだけだが・・・
 短いノリほど色が悪い。栄養塩が低下する以前に伸びているノリはまだもう少し色が良いようだ。私は持っていない。プランクトンもあまり居ないような水の色です。漁場の西側から市川河口にかけて海の色が濁っている。また市川で河川工事を行っているのではないかと思う。無神経もいい所だ。この川で工事をするに付いて一度も説明が無い。なめられた者だ・・・
今頃河口付近に車海老やカレイなどの産卵した卵や稚魚などが砂の中に潜っているはづだ、この上に泥が溜まると酸素の供給が途絶える。つまり“ふ化”出来ない。今年の夏も魚は少ないのは見えている。
3月7日 「春告げるシンコ漁」解禁だって、神戸新聞夕刊に「水産技術センターによると、今年の漁獲高は昨年より少し上回る程度」大漁を期待するがこの漁は網の目が細かいから小魚をすべて減らすと言う大きな問題がある。特にアナゴの稚魚を減らしていると聞いている。
 今日の私の行動は布教活動の一日で終わる。少し迷う今日この頃だ全て公表するのが早道か・・・
3月6日 「第1回環境人間学フォーラム研究発表会」の写真をアップしました。ご覧になるにはこちら戻るにはブラウザの「戻る」でお願いします。また詳しくは別のページに後ほどアップします。
3月5日 「第1回環境人間学フォーラム研究発表会」の話は後日別のページでお知らせします。
 左の写真は昨日神戸新聞夕刊に載っていました。このような記事は漁期が終わってから言うことだと思う。昨年はプランクトンが異常繁殖とあるが1月はいたが2月に入ると綺麗な水の色だった。つまり居なかったと言うことだ。今年は小型だが居る。
 昨年イカナゴの新子が少なかった。産卵したときは問題なかったがなぜ減少したか、香川県ではプランクトンが少なかったから生き延びられなかったと言っている。これが本当の話だ。今年はプランクトンは居ります。だから新子は取れるだろう。ただし、夜光虫が少なかった。これが関係しているのかは知りません。
3月4日 今日の神戸新聞夕刊に「兵庫のり絶好調」の見出し私は最悪だ。この記事は明日貼り付けます。
 今日は製品にしたが明日以降のノリは色が悪い作っても売れないノリだ。当分休業だ。色が戻るまで・・・
3月3日 今日摘んできたノリは明日製品にする予定だがかなり色が悪かった。作ったら1枚あたり3円の出費になるだろう。
 今年の2月の雨量はノリの色が落ちる量ではない。巷では「栄養塩」は川から供給されると言っているが終末下水処理場が建設されている流域の一級河川の栄養塩濃度はDIN1.5μgat/l程度しかない。これではノリの色が出ないのは常識だ。その上雨が降ると「栄養塩」濃度は雨により薄まる。河口流域にある漁場が終了するのが早いのはこのような理由からである。
 また、プランクトンの繁殖が栄養塩を減らしているのも事実だなぜ繁殖するのか、これには終末下水処理場が関係している。大量の有機物を流している唯一つの施設である事は隠すことが出来ない。川を綺麗にする為にこの施設を造っている。川の栄養塩も無くなり。海の栄養塩も無くなりこれでよいのかと思うのは私だけか?この施設はこれだけではない。塩素で殺菌すると遊離塩素及び結合塩素や有機ハロゲン化合物を海に流す。これが海生成物に毒性がある事も判明している。どうする姫路市、関電
3月2日 とうとう来るべきものが来た。ノリ研から栄養塩情報が入った。下に貼り付ける。
漁場内平均 9.0℃
西播地先   栄養塩
伊保地 10.4
伊保沖 1.5
白浜地 1.2
白浜沖 1.4
水温
8.5〜8.8℃
 白浜が私の漁場上は東隣り(600メートル東)私の漁場が一番悪い事が分かると思います。
今日の製品は色が悪かった。昨年の相場だと5円ぐらいの色でした。今年は中国の海苔が入ってくるから売れるのか?少し心配だ。明日摘む予定のノリはタビュラリアが少し多い作っても駄目かもしれない。
おまけに、夕刊の記事にビックリした。(新聞記事のページに貼り付けています)一番下に見るにはこちら
戻るにはブラウザの戻るで戻ってください。